『ファイナルファンタジー15』開発状況は「オープニングからエンディングまでゲーム全体をプレイできる状態」FF13の開発スケジュールとの比較も【FFXV】
先日、公式Twitterにてプレβ版の完成が報告された『FINAL FANTASY XV(ファイナルファンタジー15)』ですが、本日公式フォーラムにてあらためてその開発状況が報告されました。FF15の開発状況としては、10月末時点で「オープニングからエンディングまでゲーム全体をプレイできる」のプレβ版が完成。ゲーム前半についてはすでに製品クオリティで仕上げており、最終の製品品質が明確になったとのこと。
以下、公式フォーラムより
はじめまして。プログラマの北出です。主にFFXVの開発環境整備を担当しています。今日は、少し前にTwitterでも紹介させて頂いたプレβ版について改めて説明させて頂きます。プレβ版とは、今年10月末時点のFFXVの開発成果物を指します。今回のプレβ版を通して、2つのことを達成しました。1.「オープニングからエンディングまでゲーム全体をプレイできる状態にした。これにより開発スタッフ全員がゲームの全体像を共有できるようになった」
つまり、ここから各要素を磨いたり、遊び要素を調整したりして、ゲーム全体と、各種コンテンツを高い水準に仕上げる準備が整ったといえます。まだテスト中で、製品版に組み込んでいない仕様もありますが、開発スタッフが全体像を把握することは、この先の工程にとって非常に重要です。プログラマとしては、最適化に集中して取り組める状態になりましたので、成果物の魅力を最大限伝えられるよう全力を挙げて取り組みます。2.「ゲーム前半を製品クオリティで仕上げ、最終形のプレイ感覚を確立できた」
プレイ感や見た目の水準など、あらゆる面を想定品質に到達させるために、あとどれだけ工数が必要かが明確化されました。同時に、外部の重要なお客様などにも遊んで頂いたことで、ユーザーがどんなペースで、どんな遊び方をするかも確認できました。技術と感覚を融合させる最終段階に入りましたので、プログラマの腕の見せ所でもあります。是非ご期待ください!
下の図はFF13の制作スケジュールです。FF15はオープンワールドゲームとなり、制作規模もその工程も大きく異なるため単純に比較できるものではないですが、参考までに。
FF13では、2008年の9月にα版が完成し、Xbox360版の制作も並行しながら、α版から1年3ヶ月後の2009年12月にはPS3版が発売されています。一方、FF15は2015年10月末時点で既に、α版を経てプレβ版が完成していますので、このまま順調に開発が進めば、予定通り2016年内に遊ぶことができそうです。
情報元:FF15公式フォーラム / 資料引用:CGWORLD 2010年2月号
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